お知らせ
「寄り添うことから始める危機管理」ゼミ 第1回「病気に対峙した個人の揺れ動く感情」を開講しました (講師:よつばの会代表 原千晶様/2026年4月10日)
2026.04.13
もし、ある日突然、自分や大切な人が「がん」と告げられたら・・・
そのとき、人は何を感じ、何に迷い、どのように意思決定をしていくのでしょうか。
東北医科薬科大学感染症危機管理地域ネットワーク寄附講座との共同により、「寄り添うことから始める危機管理」をテーマとした全3回のゼミを開講しました。

第1回は、よつばの会代表の原千晶様を講師にお迎えし、「病気に対峙した個人の揺れ動く感情」と題してご講演いただきました。ご自身の経験から語られる言葉には、診断を受けた瞬間の戸惑い、不安が膨らんでいく過程、そして周囲との関わりの中で生まれる誤解や信頼が、ありありと描かれていました。
当日は医学部4~6年生および医療スタッフなど計20名が参加しました。講義とディスカッションを通じて、参加者は単なる知識としてではなく、「その場にいる一人の人」として、感情の揺れを追体験する時間となりました。
「なぜ、同じ説明でも受け取り方が違うのか」
「なぜ、不安は増幅されてしまうのか」
「信頼は、どの瞬間に生まれるのか」
こうした問いに向き合う中で、“寄り添う”という言葉の重みと難しさ、そしてその本質について、それぞれが自分自身の問題として考える機会となりました。
参加者からは、「これまでの患者対応を振り返るきっかけになった」「知識だけでは足りない理由がわかった」といった声が聞かれ、医療や危機管理の現場において本当に求められる視点に気づく場となりました。
本ゼミは、知識では捉えきれない“人の側面”に向き合い、実践につながる気づきを得ることを目的としています。
関心のある方は、ぜひ次回以降のご参加をご検討ください。
なお、第2回は2026年8月24日(月)に、前南三陸町長の佐藤仁様を講師にお迎えし、「事前復興」をテーマに開催予定です。
